京都の産婦人科(無痛分娩)・不妊治療は身原病院

身原病院

早産(そうざん)、切迫早産(せっぱくそうざん)

 『早産(そうざん)』とは、妊娠22週以降37週未満での出生をいいます。通常の出産は妊娠37週以降42週未満の出産となりますが、通常よりも早く生まれる出生となります。
 『切迫早産(せっぱくそうざん)』とは、妊娠22週以降37週未満でお腹の張り、出血、破水など出産の兆しが見られる状態、つまり早産になりつつある状態のことをいいます。内診では、子宮口開大や頚管長短縮が認められますが、必ずしも早産になるとは限りません。
 赤ちゃんの体は、ママのお腹の中に40週前後いることで外の世界に出てくる準備が整うため、妊娠37週未満で産まれてきた赤ちゃんは、体の機能が成熟していない場合があります。そのため、切迫早産の兆候がみられたら、赤ちゃんが1日でも長くお腹のなかにいられるよう安静にし、必要に応じて治療を行います。

この記事を監修した人
身原正哉(MASAYA MIHARA)

産婦人科専門医で医療法人倖生会身原病院 院長。
専門医:公益社団法人 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医、日本抗加齢医学会 日本抗加齢医学会専門医、母体保護法指定医師、日本産婦人科医会「硬膜外麻酔下での分娩を安全に行うために」講習会修了、麻薬管理者、麻薬施用者、京都市立病院登録医