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身原病院

児発育不全(たいじはついくちえん)【FGR】・子宮内胎児発育遅延(しきゅうないたいじはついくちえん)【IUGR】

何らかの原因で赤ちゃんの発育が遅れ、妊娠週数に相当する胎児の体重がなく小さい状態を胎児発育不全(たいじはついくちえん)【FGR】又は子宮内胎児発育遅延(しきゅうないたいじはついくちえん)【IUGR】と呼びます。

児発育不全(たいじはついくちえん)【FGR】・子宮内胎児発育遅延(しきゅうないたいじはついくちえん)【IUGR】の基準は、胎児体重基準値を用いて「ずれ」の程度(標準より−1.5SD以下)を目安に診断します。
原因は不明な部分が多いですが、母体要因、胎児要因、胎盤・臍帯因子などがあり、それらの複数の要因が絡み合って、赤ちゃんの発育が不良になっていると考えられています。母体要因としては、妊娠高血圧症候群、喫煙などがあり、胎児要因としては胎児の奇形や先天異常と関わりがあり、胎盤が小さかったり、臍帯が細かったり血液供給が不十分な場合にも起こります。
 
<児発育不全【FGR】・子宮内胎児発育遅延【IUGR】の診断がされた場合>                                               
 ・胎児の発育度や羊水量、胎児の状態を定期的にモニターして注意を払う。また、子宮収縮を抑え、安静により改善することがあります。
 ・発育停止や子宮内環境の悪化が考えられる場合は、緊急帝王切開で胎児を娩出することもあります。

胎児に何らかの異常が想定される場合は産婦人科主治医と相談、治療しながら経過を観察していきます。
また、母体も胎児も検査で異常がなければ、外来にて経過をみてゆくことになります。

この記事を監修した人
濱崎温美(ATSUMI HAMAZAKI)

産婦人科専門医で医療法人倖生会身原病院 医師
専門医:公益社団法人 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医、母体保護法指定医師、麻薬施用者、日本産科婦人科遺伝診療学会認定