京都の産婦人科(無痛分娩)・不妊治療は身原病院

用語集

痒み(かゆみ)・妊娠性掻痒(にんしんせいそうよう)・妊娠性痒疹・妊娠性掻痒性じんま疹様丘疹

妊娠初期期~後期に、湿疹は伴わないが全身がかゆくなる「妊娠性掻痒(にんしんせいそうよう)」、湿疹を伴う「妊娠性痒疹(にんしんせいようしん)」、さらに妊娠後期に腹部や胸、腕や足などに全身にやや盛り上がった赤いじんま疹のようなものが出て、非常に強いかゆみをともなうものを妊娠性掻痒性じんま疹様丘疹(PUPPP)といいます。

症状
 妊娠性掻痒(にんしんせいそうよう)、妊娠性痒疹(にんしんせいようしん)は、妊婦さんの3〜5%にこうした症状が見られます。

 PUPPP(妊娠性掻痒性じんま疹様丘疹)はもっとまれで300人に1人程度と言われています。原因としては不明ですが、妊娠によって胆汁の流れが悪くなり、肝臓機能の低下、ビタミンBの不足、ホルモンのバランスの変化などが指摘されています。痒みが出る部位や痒みの強さは、個人差がありますが、腹部や手足に起こる事が多いとされています。

検査・診断法
 妊娠週数や、湿疹の見た目や全身での広がり方などにより、肉眼的に診断をします。

治療法
 痒みがひどく夜も眠れなくなったりする方もいますが、かきむしると悪化しますので、濡れタオルで冷やしたり、上から軽くたたいたりしてかゆみを和らげます。また、皮膚が乾燥すると悪化するので、こまめに保湿クリームで手入れをして下さい。入浴はさけシャワーをまめに浴びて肌を清潔にする、下着を綿のものに変えるなど、肌への刺激を少なくして下さい。

 病院で行う治療としては、当院または皮膚科で妊娠中に問題の無いかゆみを抑える内服薬(抗ヒスタミン剤)やステロイドの入った塗り薬を処方し、経過を診ます。痒みや湿疹、塗り薬は胎児に影響はありませんのでご心配はいりません。出産後に時間が経てば殆どの場合、自然と痒みもおさまり湿疹も消えて治ります。