京都の産婦人科(無痛分娩)・不妊治療は身原病院

身原病院

子宮奇形(しきゅうきけい)

子宮が本来の形状と異なり、違う形状になっている状態を子宮奇形(しきゅうきけい)といいます。子宮奇形(しきゅうきけい)の種類によっては月経痛・下腹部痛などの原因になる場合もありますが、殆ど自覚症状はありません。原因は不明ですが生まれつきのものと言われており女性の約4~5%に子宮奇形(しきゅうきけい)がみられます。
 
なかなか妊娠ができなく産婦人科で不妊検査を受けて子宮奇形(しきゅうきけい)が確認、不妊の原因となっている場合もあります。
治療として手術がありますが、必ず手術が必要になるわけではありません。
 
子宮奇形(しきゅうきけい)の診断は、子宮卵管造影検査、超音波断層法、MRI、子宮鏡、腹膣鏡で総合的に検査して子宮の形を診断します。
 
【子宮奇形の種類】
 1)重複子宮・・・独立した子宮が2つあり、子宮口も2つ存在する。
 2)双角双頸子宮・・・1つの子宮の中に2つの内膣が存在、子宮口も2つある。
 3)双角単頸子宮・・・子宮自体がハート形をして子宮内膣がくびれている。
 4)中隔子宮・・・子宮の形は正常でも内膣に壁がある。
 5)弓状子宮・・・子宮の上の子宮底部がややくぼんでいる。
 6)単角子宮・・・子宮が形成される過程で、片方が欠損したり、子宮の大きさが通常の半分しかない。 

子宮奇形(しきゅうきけい)の方でも正常に出産されている例もありますが、胎児発育遅延や、流産や早産になりやすい為に慎重な妊娠管理が必要です。また、分娩時は子宮収縮異常や胎児の回旋異常、分娩停止の原因となり、帝王切開となるケースもあります。

この記事を監修した人
濱崎温美(ATSUMI HAMAZAKI)

産婦人科専門医で医療法人倖生会身原病院 医師
専門医:公益社団法人 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医、母体保護法指定医師、麻薬施用者、日本産科婦人科遺伝診療学会認定