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身原病院

おりもの

『おりもの』とは、子宮頚部(しきゅうけいぶ)や膣からの分泌物で、子宮や膣からはがれた古い細胞などが混ざっていいるものです。おりものの色は、通常は無色透明から白色で、乾燥するとやや黄味をおびることもあります。

 女性ホルモンのエストロゲンによる影響を大きく受けるので、月経周期にあわせて状態や量が変化します。特に排卵期には大きな変化が見られ、排卵期には量や透明度、そして精子受容性が最大となるため排卵期の精子の疏通性が著しく高められます。

 おりものは、中医学漢方では「帯下(たいげ)」と呼ばれ、体質を判断する上の重要な要素とされています。

 ~おりもの二つの大きな役割~
・自浄作用:細菌が外界から身体に侵入するのを防いでくれます。
・排卵期の受精の手助け:精子の侵入をサポートして妊娠しやすくする役割があります。