京都の産婦人科(無痛分娩)・不妊治療は身原病院

身原病院

妊娠糖尿病(にんしんとうにょうびょう)

 『妊娠糖尿病(にんしんとうにょうびょう)』とは、妊娠中にはじめて発見された糖代謝異常です。糖尿病患者の増加と晩婚化に伴い、妊娠糖尿病となる方は増加傾向にあります。概ね、妊婦の1割程度が妊娠糖尿病と言われております。
 また妊娠前から既に糖尿病と診断されている場合は『糖尿病合併妊娠(とうにょうびょうがっぺいにんぷ)』となります。糖尿病合併妊娠は妊娠糖尿病より重度の状態ですので、血糖をより厳密に管理する必要があります。糖尿病の合併症(網膜症や腎症)がある場合、その状態の評価をしっかり行った上で計画的に妊娠することが、健康な赤ちゃんを産むためにも非常に大切となります。また糖代謝異常妊娠では、巨大児、肩甲難産(けんこうなんざん)のリスクが上がります。

この記事を監修した人
身原正哉(MASAYA MIHARA)

産婦人科専門医で医療法人倖生会身原病院 院長。
専門医:公益社団法人 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医、日本抗加齢医学会 日本抗加齢医学会専門医、母体保護法指定医師、日本産婦人科医会「硬膜外麻酔下での分娩を安全に行うために」講習会修了、麻薬管理者、麻薬施用者、京都市立病院登録医