京都の産婦人科(無痛分娩)・不妊治療は身原病院

身原病院

流産(りゅうざん)

妊娠したにもかかわらず、妊娠の早い時期に赤ちゃんが亡くなってしまうことを流産と言います。定義としては、妊娠22週(赤ちゃんがお母さんのお腹の外では生きていけない週数)より前に妊娠が終わることをすべて「流産」といいます。早期に起こった流産の原因で最も多いのが赤ちゃん自体の染色体等の異常です。年齢にもよりますが、平均して妊娠の15%程度が流産に至ります。40歳以上になると40%ほどの妊娠が流産となります。流産と診断がつけば、自然流産と待つか子宮内掻爬術を受けることになります。流産を起こしても、普通は予防や治療などはありませんが、流産を3回以上繰り返すことを習慣性流産とよび治療が必要なこともあります。

この記事を監修した人
身原正哉(MASAYA MIHARA)

産婦人科専門医で医療法人倖生会身原病院 院長。
専門医:公益社団法人 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医、日本抗加齢医学会 日本抗加齢医学会専門医、母体保護法指定医師、日本産婦人科医会「硬膜外麻酔下での分娩を安全に行うために」講習会修了、麻薬管理者、麻薬施用者、京都市立病院登録医