免疫性不妊症は、抗精子抗体が代表ですが、女性の体内(主に卵管や頸管)で精子の動きを止めたり、受精能力をなくしたりして精子の侵入を阻止する抗体が存在することが原因となる不妊症です。不妊患者の5〜10%程度に認められます。
血液検査で調べることが可能で、スクリーニング検査で抗精子抗体が陽性の場合、精密検査で抗体価を測定します。その結果、精子不動化抗体が強陽性の場合は、人工授精でも妊娠が困難で、体外受精の適応となります。
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- 免疫性不妊症 (めんえきせいふにんしょう)、精子不動化抗体強陽性(せいしふどうかこうたいきょうようせい)
免疫性不妊症 (めんえきせいふにんしょう)、精子不動化抗体強陽性(せいしふどうかこうたいきょうようせい)
2024.05.15 2024.05.15