京都の産婦人科(無痛分娩)・不妊治療は身原病院

身原病院

排卵痛(はいらんつう)

排卵痛(はいらんつう)とは、月経と月経の中間期である排卵日や、その前後1~2日、下腹部に起こる痛みのことです。排卵がある女性であれば、誰にでも起こりますが、その症状には個人差があります。痛みがまったくない患者さんもいれば、毎回、痛みがある患者さんもいます。

排卵痛がおこる原因は、卵子が卵巣の壁を破って排出される際に、破れた卵巣から卵胞液と血液が流れ出し、腹膜を刺激することです。卵胞が破れた際に出血することもあります。

排卵日や排卵日の前後1~2日、下腹部に痛みが起こります。患者さんによって、症状の強さや期間に差があります。軽い腹痛だけの患者さんもいれば、腹部のハリやひきつったような感覚、違和感、腰痛などを伴う患者さんもいます。出血を伴う場合もありますが、特に心配する必要はありません。

この記事を監修した人
身原正哉(MASAYA MIHARA)

産婦人科専門医で医療法人倖生会身原病院 院長。
専門医:公益社団法人 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医、日本抗加齢医学会 日本抗加齢医学会専門医、母体保護法指定医師、日本産婦人科医会「硬膜外麻酔下での分娩を安全に行うために」講習会修了、麻薬管理者、麻薬施用者、京都市立病院登録医