京都の産婦人科(無痛分娩)・不妊治療は身原病院

身原病院

排卵誘発剤(はいらんゆうはつざい)

排卵誘発剤は内服薬や注射剤があり、排卵障害の治療に使います。クロミッド(内服)、セキソビット(内服)、hMG製剤(注射)、FSH製剤(注射)、レトロゾール(内服)などがあります。脳に働きかけたり、直接卵巣を刺激したりなど作用機序は様々です。排卵誘発剤は、自然に排卵している方も妊娠率を上げることができます。特に人工授精を受けられる場合、明らかに薬を服用した方が妊娠率が高くなるというデータもでています。また妊娠した場合に胎児に影響して奇形を起こすという事実も全くありませんので、安心して服用できます。副作用は種類によりますが、卵巣過剰刺激症候群、頭痛などがあります。

この記事を監修した人
身原正哉(MASAYA MIHARA)

産婦人科専門医で医療法人倖生会身原病院 院長。
専門医:公益社団法人 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医、日本抗加齢医学会 日本抗加齢医学会専門医、母体保護法指定医師、日本産婦人科医会「硬膜外麻酔下での分娩を安全に行うために」講習会修了、麻薬管理者、麻薬施用者、京都市立病院登録医