京都の産婦人科(無痛分娩)・不妊治療は身原病院

身原病院

こむら返り(こむらがえり)

こむら返りとは、ふくらはぎ(こむら)や足の裏の筋肉が突然痙攣を起し強い痛みを伴います。

妊娠中は、体重が増えてくる妊娠中期頃から、大きくなったお腹と、急激な体重増加で足の筋肉に負担がかかり下半身の血流が悪くなる事から、こむら返りが起こりやすくなります。約7割の妊婦さんが経験するようです。
またルシウム不足、過労や運動不足等が関係あるのではないかとも言われていますので、バランスの取れた食事をして、散歩など負担のかからない程度の運動をすると良いでしょう。

就寝時に起こりやすいので、足を冷やさないように就寝前にお風呂に入る、ふくらはぎの筋肉をマッサージする、アキレス腱をゆっくり伸ばす、枕やバスタオル等で少し膝を曲げて寝る様にすると予防効果があるでしょう。出産後は、少しずつ軽快していきます。
 
こむら返りが起きた時は、足の指を甲の方へそらし、ふくらはぎをマッサージすると痛みが治まってきます。

この記事を監修した人
濱崎温美(ATSUMI HAMAZAKI)

産婦人科専門医で医療法人倖生会身原病院 医師
専門医:公益社団法人 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医、母体保護法指定医師、麻薬施用者、日本産科婦人科遺伝診療学会認定