京都の産婦人科(無痛分娩)・不妊治療は身原病院

身原病院

戌の日(いぬのひ)

日本では、古くから妊娠5ヶ月目戌の日(※1)に、授かった赤ちゃんの無事な成長と妊婦の安産を祈り神社やお寺にお参りする風習があります。犬は一度にたくさんの子を産み、お産が軽いとされ、日本では古くから安産の守り神と象徴とされています。それにあやかり、一般的に妊娠5ヶ月目にはいって最初の戌の日に腹帯(※2.岩田帯)を巻くお祝い「帯祝い」をして安産祈願をする儀式があります。
地域によっては、3ヶ月、6ヶ月、7ヶ月にするところもあり、風習や習慣にも違いがあります。腹帯は、妊娠5ヶ月にはいるとお腹も大きくなり胎児の安定と保護、冷やさないようにする意味もあります。でも、腹帯は日本独自の習慣で他国ではありません。

「帯祝い」では、さらし帯が多く使われます。
腹帯にもコルセットタイプ、ガードルタイプ等いろいろとありますので、自分にあったものを付けるとよいでしょう。戌の日はいつなのか、かかりつけの産婦人科病院で教えてもらえます。
また、インターネットでも紹介されています。
(※1)・・・十二支の11番目にあたる12日に一度めぐってくる日。
(※2)・・・「岩のように丈夫な赤ちゃん」の願いが込められている。

この記事を監修した人
身原正哉(MASAYA MIHARA)

産婦人科専門医で医療法人倖生会身原病院 院長。
専門医:公益社団法人 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医、日本抗加齢医学会 日本抗加齢医学会専門医、母体保護法指定医師、日本産婦人科医会「硬膜外麻酔下での分娩を安全に行うために」講習会修了、麻薬管理者、麻薬施用者、京都市立病院登録医