卵管性不妊は、卵管が何らかの原因で詰まっていたりすると、精子と卵子が出会うことが出来ず、結果的に妊娠が不可能な状態になり、これを卵管性不妊と呼びます。原因としてはクラミジア感染や内膜症が多いとされています。クラミジアに感染することなどで、卵管が炎症がおき、卵管内で癒着がおこることで卵管性不妊になる可能性があります。卵管閉塞は卵管造影検査や腹腔鏡検査で診断され、詰まっていても手術で卵管を通したり、体外受精を行うことで妊娠は可能です。
また、完全に卵管が詰まっているわけではない場合は、子宮外妊娠を起こすこともあります。卵管が閉塞し、液体が貯留すると卵管水腫といってエコーでも見えるくらい卵管が腫れることがあります。
- 京都の産婦人科なら身原病院
- 用語集
- 卵管性不妊症(らんかんせいふにんしょう)
卵管性不妊症(らんかんせいふにんしょう)
2024.05.15 2024.05.15