京都の産婦人科(無痛分娩)・不妊治療は身原病院

身原病院

絨毛検査

絨毛検査

絨毛検査とは
対象となる方
絨毛検査の方法
絨毛、羊水検査との違い
絨毛検査の費用
リスク・副作用について

 

絨毛検査とは

絨毛検査とは、出生前診断のひとつで、簡単にいうと胎児の組織の一部を取り、その染色体や遺伝子を調べる検査です。
羊水検査と混同することがありますが、検査する時期、採取部位などが異なります。
身原病院では、初期胎児ドック(出生前診断)で異常が出た場合の対応として、絨毛検査又は羊水検査を選択できるようになっております。

 

対象となる方

適した週数

妊娠11〜14週

対象

妊娠初期ドックでリスクが高いと出た場合
※原則初期ドックをせずに絨毛検査のみを受けることはできません。初期ドックを受け検査結果の説明を受けたのち、医師との相談で絨毛検査を受けるかどうかを決めていただきます。

絨毛検査の方法

妊婦さんのお腹に絨毛検査専用の針をさし、絨毛(じゅうもう)という赤ちゃんの胎盤になる前の組織を採取します。
※当日の採血で感染兆候があったり、絨毛の位置が取りづらい場合は再検査とさせていただきます。

 

絨毛検査・羊水検査との違い

絨毛検査と羊水検査の違いは、採取して検査するものが違うのもありますが、検査するタイミングも異なります。
絨毛検査は、絨毛といわれる「胎盤の細胞」を採取する検査で、11週~14週目に検査を行います。絨毛検査後、2~3日程でQF-PCR法という方法により、ダウン症や18トリソミー、13トリソミーなどの異常についての検査結果が出ます。また染色体検査の検査結果は、検査を行ってから約2~3週間後の14~15週目の検査結果となります。

羊水検査は、胎児の羊水を採取しますので十分羊水の多くなった安定期になってからの検査となります。妊娠16~17週目になってから検査を行い、検査結果が出るのは18~19週目になります。

また絨毛検査の結果によっては、改めて羊水検査を推奨する場合があります。 出生前診断、検査の要望については、診察時に改めて各検査の特徴、リスクなどをご説明させて頂きますので、お気軽にご相談下さい。

羊水検査については、「羊水検査」ページで詳しく説明しておりますのでご確認下さい。

 

絨毛検査の費用

費用 159,500円(税込)
※絨毛採取費用・検査輸送・検査料金・抗生物質・ドップラーの費用すべて込み)

リスク・副作用について

絨毛検査のリスク・副作用としては、流産・破水、検査後の出血や下腹部痛、感染や合併症、胎盤性モザイク、全ての障害の有無を調べることはできないといったリスクがあります。

お腹に専用の針を刺して絨毛組織を採取するため、感染や出血が起きることがあり、約1%の割合で流産のリスクがあると言われています。
羊水検査が0.3%であるため比較すると多少流産のリスクが高い検査となっていますが、これは検査が危険ということではなく、妊娠週数が早いほど流産する可能性が高いため、羊水検査(16週目以降)よりも早い週数で検査する絨毛検査(11週~14週目)の方が流産する可能性が自然と高くなっています。
検査が原因で流産するリスクは羊水検査とほぼ同程度ですが、検査時期が異なるために流産する可能性が多少絨毛検査の方が高くなっています。
因みに当日の採血で感染兆候があったり、絨毛の位置が取りづらい場合は、再検査となる場合もあります。

胎盤性モザイクというのは、胎児に染色体異常はないものの胎盤にのみ染色体異常を認められる状況をいいます。

絨毛検査で検査するものがあくまで「胎児」ではなく絨毛という「胎盤の細胞」になるため、必ずしも検査結果と赤ちゃんの状況が一致しないこともあります。胎盤性モザイクは約1%程度であるといわれており、もし胎盤性モザイクがうたがわれる場合には羊水検査で詳しく検査することになります。

絨毛検査は診断の精度が高く確定的検査といわれますが、絨毛検査では染色体の微小欠失や重複などわずかな異常は検出されないことがあります。また染色体異常による赤ちゃんの先天異常は一部であるため、すべての先天異常の有無が分かるわけではありません。

 

羊水検査の画像
羊水検査
出産方法の画像
出産方法