春はいちご、夏になればメロン、ぶどう、秋から冬はいちじく、柿、りんご、みかん。
日本は四季折々の果物を楽しむことができます。
ですが、日本人はあまり果物を食べていないようです。
特に20~50歳代で不足が目立っています。全く食べる習慣のない人もかなりいるようです。
日本では果物がデザートや間食に位置付けられていて食事の一部というとらえ方が薄く、甘いから太る、という誤解を抱いている人も多いようですが、
果物は野菜と同じようにビタミンC、食物繊維、カリウムなどの栄養素が豊富に含まれており、生活習慣病のリスクを減らし健康維持に大きな役割を果たしています。
また、果物の良い所は生でも食べられるので、ビタミンCがそのまま摂取しやすい、味付け無しで食べられるので塩分を取らなくてすむという点です
果物の摂取目標量は1日200グラム
200グラムまでは高血圧、肥満、2型糖尿病などの発症リスクが減少することが報告されています。
果物に含まれるカリウムは体内のナトリウムを排泄する働きがありますので血圧を下げる効果が期待できますが、糖分が気になる場合は医師や管理栄養士に相談しましょう
食べる習慣のない人は、200グラムを目指さなくても1日1回でも食事に取り入れるところから始めてはみてはどうでしょうか。
果物200グラムの目安
みかん2個 りんご1個 梨1個 柿1個 キウイフルーツ2個 バナナ1~2本
摂りすぎには注意
・カロリーの摂りすぎになる
・食物繊維の摂りすぎで腹痛や下痢になる恐れがある
・胃腸の不調を引き起こす可能性がある
・糖尿病など糖質制限が必要な場合は病状に応じて調整が必要
・夕食後や夜間の摂り過ぎは血糖値が上がりやすくなる
今日は果物のお話でしたが、健康的な生活を送るためにも栄養バランスの取れた食事や規則正しい食習慣を心がけてくださいね