2025.02.20(木)
日常のこと
今日は冬の寒さで水分を多く蓄えて甘く育つ大根と
彩りあざやかな緑色の菜の花のお話です。
①大根は縄文・弥生時代ごろに日本に伝わったと言われています。漬物から煮物まで幅広い
調理法でまるごといただきたい食材です。
大根の栄養素…葉は緑黄色野菜でβカロテン多く含み、カルシウム、鉄、葉酸、ビタミンEなどの栄養素がいっぱい。
下部は多くの消化酵素が含まれていますので胃腸の働きを助ける効果が期待できます。
また、辛み成分には炎症を鎮める作用があるので、この効果を生かすなら
生食がおすすめです。胃炎、口内炎、喉の痛みといった熱感を伴う場合は
スティックやおろしにして食べると良いです。
選び方…色が白く触った時にハリがあり葉が活き活きしているもの
持った時にずっしり重いもの
ひげ根が少ないもの
②菜の花はシャキッとした食感でほろ苦い風味が特徴の緑黄色野菜。つぼみも茎も食べられ鮮やかな緑色が食卓を彩ってくれます。
菜の花の栄養素…βカロテンとビタミンCが豊富で、ビタミンCは野菜の中でも
トップクラス。抗酸化作用や免疫力アップの効果が期待できます。
他にも葉酸、カルシウム、鉄、食物繊維、カリウムなどの栄養素が含まれています。
選び方…つぼみが閉じて密集しているもの、
葉や茎にハリがあり切り口がみずみずしく軸の中心まで緑色のもの
自然の恵みをたっぷり受けた旬の食材と、ほのかな苦味を感じながら季節を味わって下さい。日本が誇る美しい食文化ですね。
次回のブログは2/28です。