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MIHARA's Kitchen

もっと知って活用する塩の効果

みなさんこんにちは。

これまでにいろいろな調味料のことをお話してきましたが、今日は塩についてのお話です。

 

【種類と特徴】

大きく分けると精製塩と自然塩(天然塩)の2種類に分けられます。

 

精製塩・・・❝食卓塩❞や❝食塩❞として流通している塩のこと。

      大量生産に適しているため、手頃な価格で購入することができます。

      成分のほとんど(95%以上)が塩化ナトリウムでミネラルはほとんど含まれていません。

自然塩(天然塩)・・・精製されておらず自然な方法(塩田に海水を汲み上げ、天日干し、釜炊きで作る昔ながらの方法)

          で作られた塩です。

          うまみ、コク、甘味など奥深い味わいを楽しめます。

          ナトリウムの他にもカルシウム、マグネシウム、カリウムなどの身体に必要なミネラル分を

                                    バランス良く含んでいます。 

          たんぱく質や脂質、糖質といった三大栄養素が体の中で十分に働くためにもミネラルは欠かせません。

 

【選び方】

商品の裏側に記載された製法の欄を見て下さい。

天日塩、平窯塩と記載されているものは昔ながらの製法の塩なので、ミネラル分を含む身体によい塩です。

味や好み、予算があると思いますが、自然塩(天然塩)がおすすめです。

 

【調理効果】

①甘味や旨味を引き立てる

 スイカに塩をかけたり、ぜんざいに塩を加えるなど

②脱水効果

 きゅうりの酢の物を作るときに先にきゅうりに塩をふり、しんなりとさせ、

 食材の水分を抜くことで調味料が馴染みやすくなります。

③臭みを取る

 肉や魚に塩をふってしばらく置くことで水分と一緒に臭みの成分が出てくるので、

 この水分を拭きとってから調理すると美味しく食べることができます。

④変色防止

 りんごを塩水につけておく

 ほうれん草などの青菜の塩茹でで鮮やかな緑色を保つ

塩も鮮度が大切ですよ。

保存料などが一切使われていないものは、しっとりとしたものも多く、固まりやすいので

なるべく早く使い切りたいですね。空気に触れにくい密閉容器に入れて下さいね。

また自然塩(天然塩)であってもナトリウム成分は含まれているので過剰摂取はダメですよ。

適度な量を摂取して下さいね。