京都の産婦人科(無痛分娩)・不妊治療は身原病院

身原病院

MIHARA's Kitchen

よいお正月を

もうすぐ2024年が始まりますね。

ご家族揃ってゆっくり過ごされる方も多いのではないでしょうか。

今日は、体重増加や血糖値が気になる方へ、お正月明けの健診を笑顔で迎えるためのポイントをお伝えします。

 

①おせち料理の食べ方

お正月といえば!

おせち料理!

ですが、「黒豆」「栗きんとん」「伊達巻」は糖分が非常に多いです。

”おかず” ではなく ”おやつ” と思って、少量をゆっくり味わってくださいね。

お煮しめは「里芋」や「れんこん」ではなく「こんにゃく」や「椎茸」から食べ始めていただくことをおすすめします。

”野菜”と思っているものの中でも、芋類やかぼちゃ、れんこんは糖質が多いので血糖値が上がりやすく太りやすいのです。

海藻やきのこ類には食物繊維がたくさん含まれているので、先に食べることによって血糖値が急激に上がるのを防いでくれますよ。

 

なますも食物繊維が多くおすすめなのですが、あま~い干し柿が入っている場合は注意が必要です。

かまぼこなどの練り製品は塩分が多いので「カロリー低そう!」と思って食べすぎないように気を付けてくださいね。

 

②おもち

お正月といえば!

おもち!!

ですね☆

気を付けていただきたい食べ方が・・・

あんもち!

あべかわもち!!

おもちの糖分とあんや砂糖入りきなこの糖分が合わさって・・・

おいしい♪おかわり♪

お餅が何個でも食べられる♪♪

血糖値は急上昇・・・

気がつけば体重が増えている・・・

という結果になりやすいです。

 

おすすめの食べ方は、

お雑煮です!!

お雑煮は地域によって入る食材が異なりますが、多くの地域でお野菜やお魚、鶏肉のいずれかが入っています。

また、器には温かいお汁がそそがれています。

それらの具やお汁をお餅よりも先に食べていただくことで、満腹感が得られるため、お餅の食べ過ぎを防ぐことができますよ。

あんもち大好き!あべかわもち食べたい!!という時は、空腹時に食べるのではなく、食物繊維の多いおかずを先に食べてから、温かい飲み物で一息ついた後に、あんもちやあべかわもちを食べるようにしてください。

おかわりは・・・控えめに(^-^;)

 

③毎朝、体重をはかる

体重は同じ時間にはかることが大切です。

「食べ過ぎた気がするから計ってみよう」と食後やお風呂上りに測定される方が多いかもしれませんが、おすすめは朝、起きてすぐです。

その他に、ストレスを溜めないことも大切です。

ストレスが増えると食欲は増してしまいます。

体重も血糖値も気になりますが、気にしすぎてストレスが増えると食欲は増してしまい逆効果。

「今日食べ過ぎたから明日から2~3日は気を付けよう」

「明日は皆で外食だから、今日はお菓子は食べないぞ!」

と数日かけて調整すれば大丈夫。

「今日だけ」「今日だけ」とついつい食べ過ぎてしまうという方は、まずは、温かい飲み物(砂糖なし)で一息ついてリラックスしてみてください。

テーブルの上など、目に見えるところにお菓子や果物を置いている方は、戸棚など見えないところに片づけるだけでも「ついつい(食べてしまう)」を防ぐことができますよ。

 

2024年が皆さんにとって幸せな1年になりますように✨