2021.06.28(月)
栄養
ジャンルを問わずに味わえるオールマイティーな野菜「さやいんげん」。
“料理の名脇役”なんてイメージがありますが、疲労回復に効くビタミンB₁が和牛肩ロースと同量も含まれ、また抗酸化作用の強いβ―カロテンはレタスのおよそ3倍以上も含まれているそうです。
さやいんげんは生育が早く、一年に三度も収穫ができることから、関西では「さんどまめ(三度豆)」とも呼ばれています。さやいんげんは、いんげん豆の若いさやつきのもので、さやと豆を丸ごと食べられるため、豆と野菜の長所を併せもっています。
●選び方
色艶がよく、さやの先はピンとしているものが新鮮です。太さが均一で傷や黒ずみがないものをえらびましょう。
●栄養
さやいんげんは緑黄色野菜でβ―カロテンが多く含まれているため、皮膚や粘膜の健康維持、免疫力アップに役立ちます。油やごまを使った料理と合わせるとβ―カロテンの吸収率がアップします♪
また、摂りすぎた塩分を排泄するカリウムもたっぷりなので、むくみ対策にもおすすめです。
そのほかビタミンB群、アスパラギン酸など疲労回復効果の高い栄養素がたっぷり含まれ、夏バテ防止にもなるので夏の身体づくりにうってつけですよ!
さやいんげんに含まれる栄養は、群を抜いた多さはありませんが、比較的バランスが良いです。ごま和え、炒め物など手軽に調理できるので、夏の食卓に積極的に並べてみてはいかかでしょうか。