京都の産婦人科(無痛分娩)・不妊治療は身原病院

婦人科

多嚢胞性卵巣症候群

多嚢胞性卵巣症候群のことをPCOまたはPCOS(Policystic Ovary Syndorome)と呼んでいます。
PCO(S)の卵巣は、卵巣内には卵胞がたくさん存在するものの、様々な原因により卵巣の表皮が硬く厚くなってしまい排卵が起こりにくくなっていることが特徴的です。

原因

PCOSの原因には諸説もあり、未だに解明はされていません。現在のところは内分泌異常、卵巣の形態的変化、副腎の問題、遺伝子説、あるいは糖代謝の異常などが考えられています。

症状

PCOSでは月経異常を起こしやすく、それに伴う排卵障害が不妊原因となります。多毛やにきび、声が低音になるなどの男性化兆候、あるいは肥満になりやすい傾向があります。

検査・診断

超音波検査で多数の卵胞の嚢胞状変化(片側で12個以上)をみとめるか確認いたします。
ホルモン検査でLH(黄体化ホルモン)の値が高値、男性ホルモンの値が高値かどうかも確認いたします。

治療

大きくわけて薬物療法と手術療法があり、その中でも妊娠の希望の有無によって治療は異なります。 

妊娠を希望している場合
【薬物療法】
①クロミッド療法 ②ゴナドトロピン療法(どちらも排卵誘発法)
【手術療法】
腹腔鏡で電気メスなどをもちいて卵巣の嚢胞に穴をあけ排卵しやすくします。傷の自然治癒力により徐々に穴が塞がってくるので、効果の持続期間は半年~1年ほどです。

妊娠を希望していない場合
ホルモン療法により定期的に月経をこさせるようにします。