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MIHARA's Kitchen

お砂糖の話

今日3月10日は、さ(3)とう(10)の語呂合わせに由来した「砂糖の日」です。

 

砂糖が日本に伝わった最古の記録は、8世紀の奈良時代で、中国から運ばれてきたと言われています。

 

砂糖には多くの種類がありますよね。ご家庭でも使い分けている方は多いのではないでしょうか。

どこのお店でも見かけるのは「上白糖」「グラニュー糖」「三温糖」。

「上白糖」は結晶が細かく、しっとりとしていて、お料理・お菓子・飲み物など何にでも合う砂糖です。

「グラニュー糖」は上白糖より結晶が大きく、くせのない淡白な甘さ。

香りを楽しみたいコーヒーや紅茶、お菓子作りに向いています。

「三温糖」は茶色の砂糖で、甘みが強く独特の風味があり、煮物に使うとコクがでます。

 

他には果実酒を作るときに使う「氷砂糖」

日本の伝統的な製法で作られ、非常に粒子が細かく和菓子によく使われる「和三盆」

サトウキビの絞り汁から作る、濃厚な甘さと強い風味の「黒糖」

などがあります。

 

砂糖は身体にとって重要なエネルギー源です。

脳にとって唯一のエネルギー源がブドウ糖。

疲れた時、イライラした時に甘いものが欲しくなるのは、脳が急速にエネルギーを必要としている場合が多く、

速やかにエネルギーを取り込もうとしているのです。

 

他にもブドウ糖は、精神を安定させるセロトニンという物質を多く作り出すのに一役買っていて、

それが甘いものを食べた時の満足感や幸福感に繋がるのです。

 

太るから…と敬遠されがちな砂糖ですが、食物繊維と一緒に取ることで血糖値の上昇を緩やかにできます。

やみくもに敬遠するよりも、上手に使って美味しく楽しい食生活を送りたいですね。