2021.06.20(日)
日常のこと
『旧暦の6月』の名が付けられた、京都では馴染みのある和菓子『水無月』。
1年のうち、もうすぐ夏本番という今の時期だけ和菓子屋さんの店頭に並びます。
見た目にも涼やかなこの『水無月』は、こどもの日の柏餅のように
食べる日が決まっている和菓子なんです。
本格的な夏を迎える前のこの6月、
厳密には6月最後の日である30日に食べるとされています。
「氷を食べて暑気払いをする」という京都の古くからの行事から、
氷に見立てた三角形のこの和菓子が誕生し、
夏が始まる前のこの季節に涼んで食べる、という風習が生まれました。
子供の頃から慣れ親しんだこの和菓子、実は京都発祥のものとは知りませんでした。
関西圏ではもう馴染みがあるのかも知れませんが、他府県には無い和菓子なのだそうですよ。
当院はおやつも毎日手作り。
毎週日曜日は、月替りで季節のおやつをお出しています。
という事で、今月6月のおやつは『水無月』です!
色とりどりの甘納豆を散りばめたカラフルで可愛いサイズ。
たんぽぽコーヒーと一緒にどうぞ。
さぁ、もうすぐ夏がやってきます。
お家でも暑さ対策を万全にしてお子様たちと素敵な夏を過ごせますように。