京都の産婦人科(無痛分娩)・不妊治療は身原病院

身原病院

検査2

検査2

妊娠中の各検査
初期胎児ドック(出生前診断)
羊水検査・クアトロテスト
絨毛検査

妊娠中の各検査

妊婦健診中に、当院の産婦人科で行っている検査についてご説明させていただきます。

妊娠初期検査

初期から治療が必要、もしくは気をつけなくてはならない検査をさせていただいております。異常がありましたら、ご説明の後、中期採血検査までに再検査などさせていただきます。採血以外に子宮がんの検査、クラミジアの検査も行います。

妊娠中期スクリーニング検査

早産兆候がないかの確認と、胎児の全身をエコーで見て異常がないかの確認を行います。検査の必要のある妊婦さんについては、早産の原因になるといわれている細菌性腟症があるかどうかの検査も行います。また、徐々に心臓に対する負担も増えてくるため、当院産婦人科では心電図もとらせていただいております。

妊娠中期採血検査

妊婦さんに多い貧血と、妊娠性糖尿病の検査を行います。少々お時間がかかりますので、あらかじめご了承ください。

妊娠後期採血検査

妊娠中に貧血が進んでいないか、妊娠糖尿病のチェックのために採血検査をします。また、出産時に血が止まりにくい病気がないかを確認するため、凝固系検査を行います。

妊娠後期内診検査

GBS、カンジダといったご出産時に赤ちゃんにうつっては困る菌がいるかどうかを確認します。

各々の検査で異常がありましたら、その都度説明を行った上で治療させていただきます。

 

初期胎児ドック(出生前診断)

初期胎児ドック(出生前診断)についての詳細はこちらからご覧ください。

 

羊水検査・クアトロテスト

羊水検査・クアトロテストについての詳細はこちらからご覧ください。

 

絨毛検査

当院産婦人科では初期胎児ドック(出生前診断)で異常が出た場合の対応として以前より行っている羊水検査に加え、絨毛検査も選択できるようになりました。
絨毛検査とは、出生前診断のひとつで簡単にいうと胎児の組織の一部を取り、その染色体や遺伝子を調べる検査です。羊水検査と混同することがありますが、検査する時期、採取部位などが異なります。

絨毛検査の概要

適した週数

妊娠12~14週

方法

お母さんのお腹に絨毛検査専用の針をさし、絨毛(じゅうもう)という赤ちゃんの胎盤になる前の組織を採取します。
※当日の採血で感染兆候があったり、絨毛の位置が取りづらい場合は再検査とさせていただきます。

対象

妊娠初期ドックでリスクが高いと出た場合
※原則初期ドックをせずに絨毛検査のみを受けることはできません。初期ドックを受け検査結果の説明を受けたのち、医師との相談で絨毛検査を受けるかどうかを決めていただきます。

費用

159,500円(税込)
※絨毛採取費用・検査輸送・検査料金・抗生物質・ドップラーの費用すべて込み)

羊水検査との違い

羊水検査は胎児の羊水を採取しますので、十分羊水の多くなった安定期となる妊娠16-17週になってから検査をして、最終結果が出るのは18~19週になります。絨毛検査では、検査後2~3日でQF-PCR法という方法によりダウン症や18トリソミー、13トリソミーなどの異常についての結果が出ることになり、最終的には染色体検査結果は約2~3週間後の14~15週にわかります。