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婦人科

がん検診でひっかかったら

子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス (HPV) 感染によって起こることがわかっています。
性交経験のある女性の約80% 以上の人がHPVに感染しますが、免疫によってウイルスが排除されることが多いためほとんどの方は一過性の感染です。しかし5~10%の方はは 感染が続いて「異形成」という前がん病変か生じてしまい、これが進行すると「子宮頸がん」になります。
この数年間では、若い人(特に30歳以下の方)に子宮がんが増えています。
がん検診でひっかかったら、現在自分の病気の進行度を調べるために必ず精密検査を受けてください。

HPV感染と子宮頸癌への進行

HPV感染と子宮頸癌への進行

子宮頸がん健診の精密検査には以下の検査があります。

HPV検査

HPV検査は、子宮頸癌の原因である高リスク型HPV(ヒトパピローマウイルス)感染の有無を判定する検査になります。細胞診と同様に子宮頸部から採取した細胞を用いて検査を行い、30歳以上では5~10%がHPV陽性と判定されます。HPV検査による癌または前癌病変の発見率は約95%とされており、細胞診とHPV検査を併用した場合による癌または前癌病変の発見率はほぼ100%とされています。

コルポスコピー検査・組織診(punch biopsy)

コルポスコープとは、子宮頚部を拡大してみるカメラです。このコルポスコープ使って行う検査が、コルポスコピー検査です。内診台で膣に器具(通常の婦人科診察で使うのと同じ器具で色が違うだけ)を挿入し、外からカメラで検査を行います。コルポスコピー検査で異常があれば、その異常部分の組織を一部採取して病理診断医によって顕微鏡での検査を行います。この検査が狙い組織診やパンチバイオプシー(punch biopsy)などといわれる組織検査です。
CIN(異形成)と診断された場合は、軽度異形成(CIN1)と中等度異形成(CIN2)は自然治癒することが多いのですがCIN1の3~5%、CIN2の10~15%は高度異形成や子宮頸がんに進行するためHPVのタイピング検査を行います。ハイリスク型HPV(16型、18型など)が陽性かどうかによって、受診の間隔も異なります。(下の図を参照)
高度異形成(CIN3)と上皮内がん(CIS)は、治療が必要です。円錐切除術が一般的ですが、場合によっては子宮全摘術などを行います。治療の方法は、妊娠の希望の有無、年齢、経過などから個々に決めていきます。

コルポスコピー検査・組織診

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