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卵巣腫瘍・卵巣嚢腫

卵巣腫瘍・卵巣嚢腫

卵巣は女性にとって大切な役割をはたす臓器なのですが、腫瘍ができやすく、そのうえいろいろな種類の腫瘍がみられます。 卵巣にできる腫瘍は、良性腫瘍と悪性腫瘍、そしてその中間的な境界病変にわけることができます。 良性の腫瘍のひとつが卵巣嚢腫で、卵巣の中に分泌物や脂肪などがたまり、腫れてしまうもののことをいい、卵巣の腫瘍にたまる中身の性状によって4つに分けられます。

  • 【漿液性嚢腫】
    中身はサラサラした黄色い水様液です。卵巣嚢腫のなかで一番多く、約30%を占めます。大きさは握りこぶし大くらいから、まれに子どもの頭の大きさになることもあります。多くは片方のみに発症します。
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  • 【ムチン製嚢胞腺腫】
    ネバネバした卵の白身のような粘液がたまります。大きくなりやすく、大人の頭ぐらいの大きさになることもあります。卵巣嚢腫の約10~20%を占めます。
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  • 【類皮嚢胞腫】
    中身はドロドロした脂肪や毛髪、歯、骨、軟骨などです。なぜこのようなものがたまるのかはわかっていませんが、胚細胞が変化してできるのではないかと考えられています。卵巣嚢腫の10~15%を占め、多くは卵巣の両側に発症します。
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  • 【チョコレート嚢腫】
    卵巣に発生した子宮内膜様組織から月経のたびに卵巣内に出血がおこり、これが排出されないため卵巣が腫大します。子宮内膜症が卵巣にできたものと理解してよいでしょう。不妊症や月経痛の原因となり、1%弱で癌化するリスクがあります。年齢が40歳以上で5cm以上の腫瘍の大きさがある場合は手術の適応です。

原因

卵巣の中にさまざまな分泌物がたまります。現在の医学では説明されておらず、原因はわかっていません。

症状

嚢腫が小さい場合、自覚症状がなく子宮がん検診や妊娠によって偶然発見できることがあります。 嚢腫が大きくなるにつれて、下腹部の膨れた感じ、周囲の臓器を圧迫するために頻尿や便秘、下腹部痛が現れます。 中には下腹部に腫瘍を触れることができる場合もあります。 卵巣嚢腫が大きくなると茎捻転を起こすことがあり、激しい下腹部痛を訴えます。

検査・診断

内診や超音波検査で診断ができます。 さらに、詳しく調べるために腫瘍マーカー、MRI検査、CT検査などが行なわれます。

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治療

卵巣を切除するかどうかの判断は、腫瘍の種類、性状、年齢、妊娠・出産の希望などによって決定されます。一般的に悪性の可能性がほとんどない場合は、嚢腫摘出術がおこなわれます。卵巣摘出する場合には、できるだけ片方の卵巣を残す方向がとられます。
嚢腫が非常に大きかったり、他の臓器との癒着が激しいとき、閉経後であれば、卵巣だけでなく卵管と子宮を摘出する子宮・付属器摘出術が行なわれます。

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